家庭教師ヒットマン
□守護者
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キーンコーンカーンコーン…
昼になってしまった…
どこ行こうかな
とりあえず、リボーンに見つからないところに行こう
『……どこかリボーンのいない遠くに行こうー……』
「チャオッス☆」
いつの間に俺の頭の上にきた。
『……屋上ですね…』
「そうだぞ☆」
＝＝＝屋上＝＝＝
来てしまった
『やぁ朝ぶりだね。会いたくなかったけど』
「リボーンさん、まじでコイツを誘うんですか！」
「もちろんだぞ☆つーとこで、 柳ヶ原、ボンゴレの守護者になれ」
『断固拒否。』
「なんでそうもボンゴレを嫌うんだ？」
『ファミリーじたいが嫌いなんだよね〜……ﾊｧ……
ファミリーがどうした？所詮他人だろが。馴れ合いなんかしたくねぇっつってんだよ。』
「「？！」」
『私がいつ、君らに手を貸すと言った？獄寺くんの言う通り、私を入れるべきじゃない。私は勝負事は嫌いだからね』
「今回の戦いは他とは異例なんだ。闇の守護者が敵の方にいる。」
『だからどうした。結局は勝たなきゃ意味がない。だが、私は負ける気満々だ。だから、守護者なんかやらないよ。勝手に負けて、勝手に消えればいい』
流石に怒ったのか、リボーンが殺気だっているように思えた
「訂正しろ。」
『私だって怒ってるんだよ、君等のせいで山本や雲雀、並盛の生徒が怪我をしたこと。巻き込んだこと。』
「それは違うぜ 柳ヶ原先輩。」
『これは遊びじゃなく、命がかかってんだ。そんなことに、山本や雲雀が巻き込まれたのは事実じゃないか』
「友達だからなのな。俺も雲雀も、自分でわかっててやってるからさ。」
『……そうかい。勝手なことを言って悪かったね。…失言だった。すまない。』
「お前、そんなに山本や雲雀が大事なら近くにいりゃいいじゃねぇか」
『それでついでに守護者になれと？』
「そのとおりだ。闇の守護者になれ」
『……いや、闇の守護者って言われても…私にそんな力はない』
これは本当だ。
「闇の中ならどこにでも隠れられる。それができるだけで充分な闇の守護者の証拠だぞ」
『待って。タンマ。バリア。』
「「（バリア？）」」
『闇の守護者ってもっとこう…ガッと凄いんじゃないの』
「派手なわけねぇだろ。闇なんだからな。」
『わざわざ、闇の守護者を見にヴァリアーに潜入した私の苦労をどうしてくれる』
「バカだな」
「よく無事だったな……」
『そう思うよね山本。私は正直ガッカリしたよ。闇の守護者と名乗った人が弱いんだ。』
「闘ったの？！」
『もちろん。ちなみに、女装は完璧だった。』
これは誇れるぞ。
「「（バカだ）」」