家庭教師ヒットマン
□襲撃
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『ぅ……っ………』
くそ……
「やっと起きましたか。クフフ…」
変な笑い方するな…
『誰……』
「私は六道 骸。初めまして』
六道…?
『お前が、六道……?』
ソファから立ち上がり
六道の顔を掴む
「!?っ////」
片目には六の文字
六道 骸…
『お前、昔いたよな?…研究所に』
「!…調べたのですか?」
『…大人が言っていた。六道輪廻のことと、六道 骸のこと。お前が六道 骸なんだな。』
「あなたはあの場所にいたのですか?」
話てもいいのだろうか。
同じ場所にいたからとはいえ、信用出来きるかは別…
「別に、誰に言うわけでもありません。私が知りたいのです」
『…なら、言うが……。』
骸の顔を離し、ソファに座る
『そうだな。最後の最後まで、私はあの研究所に研究員の大人達と一緒だった。…君があの場所を壊したのか?』
「えぇ。」
『……そうか。』
「あなたはどう思っていますか。私が壊したことを」
『…分からない。私は、私のためだと言われて、私も私のためなら仕方ないと思って、ずっと耐えた。でも、それは私のためになっていない…。』
「あなたは何をされたのですか。」
『……分からない。ただ、私は恋をしても、キスができない。』
「何故です?」
『…私とキスをすると、その相手は16時間後に死ぬ。…そう気付いたのは、あの場所から出て、けっこうすぐだった』
「それがあなたの受けた実験なのでは?」
『……それか、もとからなのか…。それより、君が並盛の生徒を襲撃しているのだろう?』
「えぇ。貴方には、手伝ってもらいますよ」
手伝うね…
それはおもしろいかもしれないな
『面白いから手伝う。』
「クフフ…ありがとうございます」
協力