学園アリス

□怒
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あれからけっこう過ぎた

さくらちゃんは無効化のアリらしい
珍しいねえ

まぁ、どうでもいいんだけど

ペルソナに
棗くんを連れてこいと言われた

だから初等部に来たんだけど、
ドアが開かない

『おーい』

中からさくらちゃんの声が聞こえた

蜜「《お兄さん?》」

『開けてくれるー?』

すると別の声

「《何の用ですか》」

この冷静さを思わせる声はこの前さくらちゃんと一緒にいた蛍ちゃんか

『棗くんを連れてくように言われてるんだけど、いるでしょ?開けてよ』

蜜「たなっ棗はおらん!》」

『嘘はダメだよ蜜柑ちゃん。開けてよ』

ドアを叩く

蜜「《棗くんに何させるきなん?!》」

『僕も知らないよ。ただ、僕は連れてくるよう言われてるんだ。どんな理由があろうとも連れていくよ』

蜜「《今はやめてーな!》」

『……。』



ドシャアァアアァアァア!!!!


「「!!!」」

子供達が恐怖やら驚きの顔をしている

僕はドアをぶち壊した

『ほら、棗くん』

手を伸ばそうとすると、棗くんの前に金髪の生徒が立った

『乃木、流架くんだね。渡してよ』

流「棗に何する気だ!」

『だから、知らないし僕にはどうでもいいんだよ。』

蜜「どうでもいいって…なんでや…?」

『僕はただ連れてこいと言われただけだよ。だから連れていく。それが僕の仕事だ。僕は自分の仕事をするだけだ。邪魔をしないでくれるかな』

ルカくんに触れる

『"そこを退きなさい。ルカくん"』

ルカくんは横にどいた

よし、連れていこう

蜜「やめて!!」

アリスは使えないなあ

『邪魔をしないでくれるかな』

どうしようかな…そうだ

「投げ飛ばそう。」

心を読まれた

『心読みとかいう子か』

心「明日は何して暇を潰そう、」

『…』

蜜「ウチ投げ飛ばすん?!」

『いいよめんどくさいし。』

心「先輩、あまり何も考えてませんね」

『そうかな。…君、笑顔だね』

心「先輩も笑顔ですね」

二人は同じような表情

『はははき…まぁいいや。…そのままほっといたら棗くんもっと体調悪くなるよ』

教室の戸を模倣のアリスで直した

なんだか無駄に感情が動きかけたな…
北の森に行って少し休もう
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