暗殺教室
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全校生徒の前での挨拶なんて当たり前
『おはようございます。皆様と朝から顔合わせができるなんて、とても嬉しいですよ』
マイクを前にE組含まない全校生徒の前で言う
どこかのクラスの生徒が、
E組がいちゃ不快だったけどなー!と、
言っている
実に愚か。
貴様等と一緒にいることの方が、余程不快だ。
『こうやって全校生徒が集まれる機会はとても少ない。皆様、お静かに、集中して先生方のお話を聞きましょう』
愚か。
愚か
一礼して教師にマイクを渡し、そのまま体育館を出る
ダルいな。
「こんな所で何してんの?」
君は…
ついこの間、続けざまの暴力沙汰で停学をくらい、E組に落とされた優等生
『E組に移動されてしまったとは、残念です。楽しみが減ってしまいましたよ』
「前から思ってたんだけどさ、アンタE組だからって馬鹿にしたりしないよね。」
『…君はどっちが優秀か分かるかい?勉強ばかりやっているクズと、確かに勉強はできないが、楽しくやってるE組。』
「んなことい言ってんのなら、こっちに来たら?」
『……それは面白そうですね。多少の権力の乱用をしてでも、入りたいですよ。』
「んじゃ来なよ。特別、待っててあげようか?」
『そうですか。……お願いします』