めだかボックス

□壱
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平凡な世界の平凡な日常をおくる人間の1人である俺は、

社会貢献をしたくないので高校に通う

暇を持て余す私は暇を持て余したくなかったのでクラスに行くが、

とても残念この上ないことに、
クラス一年十三組には誰一人として生徒はいないわけで、

どこか悲しくなった俺はガスマスクの下で1人酸素を無駄遣いし、体内の水分を外に吐き出すように泣いた

それを誰にというわけもなくはぐらかしたくて、
教師に雨が降っていると信じて、その雨のせいで私は泣いているように見えるんだということにした。
ガスマスクのガラスごしに雨の雫はつくだけだったけど、
気分は良かった

私は泣き止み、教室を出ることにした

折角の高校生活にさよならを告げた
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