めだかボックス
□彼女こそが
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それは突然。
唐突に、地上に出たいという欲求
それを我慢することなく、地上に来たのだが、やることがないので、ちょっかいを誰かに出そうと思った
手始めに生徒会長
僕ぁ中心から壊したい主義なんですぇ
というわけで生徒会室
『しっつれいしまーす!』
そこには生徒会長と庶務と会計と、書記。
あれ?副会長はいないの?
なんて考えていると、庶務がきた
「何の相談で?」
『相談?ちょっかい出しに来ただけだよ。満足するまで帰らないけど』
嫌そうなかおをされた
カンッと扇子が閉じる音
生徒会長が鳴らしたようだ
「ちょっかいとは、どのようなちょっかいだ?ガスマスクをとってはもらえないか?」
『いやん☆アタシは一年十三組の 奉侍でぇーす☆ 』
「「十三組!?」」
「 城島辻 奉侍 一年か。私は黒神めだかだ。同じく一年十三組だ。よろしく頼む」
『へぇ!一年生で生徒会長なんだ!凄いな!僕尊敬するね!』
「それで、どのようなちょっかいをする気だ?」
『うん、どうしよう。考えてなかったなぁ。……』
「…聞きたいのだが、3週間前、教室に雨を降らせたのはお前か?」
『うん。だって、誰もいないんだもん。お友達欲しかったのに、誰もいないんだもん』
「だもん、じゃねぇ!どんだけ掃除が大変だったと…」
私はガスマスクに手を当てる
『ひどいよぉ…君たちに友達ができない辛さが分からないだろう。…』
「善吉よ、地雷を踏んだかもしれんぞ」
「え?」
『友達がいるから、そんなこと平気で言えるんだよね、僕だって…私だって、貴方達と何も変わらない平凡な高校生なのに…差別!!』
私は刀を出す
「「!!」」
『死になさい!(笑)』
善吉に突き刺す
ズシュッ!!
『あれ。普通に刺さった』
「善吉!!」
生徒会長が声を上げる
『友達のいる奴をみると嫉妬しちゃうんだよ』
すると書記がこちらにきた
「何をするんだ君は!!」
『…ん?別に。』
殴りかかってきたので、片手で止める
「「!?!?」」
『…友達いないから、こういうの辛くないし。』
なんて言うと、生徒会長が怒った顔をする
「貴様…よくも善吉を…!」
生徒会長殿はご立腹のようだ
なんか殺されそー
『まぁまぁ。ごめんね?…あまりにもひどいことをいうものだからついね。』
僕は0と1【ポテンシャル・プロダクション】を使う
生み出すのは、治癒の力
善吉から刀を抜く
すると善吉が顔を上げた
「いてぇじゃねぇか!!」
「「!!!」」
『死んだのなら生き返らせればいい。…つまらないなあ 』
なんて、言いつつドアを開けようとすると、勝手にあいた
そこには風紀委員
やばーい…
「!貴方は…どこの生徒か存じませんが、