俺の青春ラブコメ
□仲間割れ
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奉仕部の部室う後ろに机を9つ並べ、その上にさらに机を並べ、三段にし、その三段目の机とイスに座って本を読む
「不知火くん、そんなところで本を読むのは辞めてくれるかしら。とても不愉快だわ」
『本来部活なんていうもなのに参加したくもなかったのに、参加してこうやって部室に来ているだけでも良いと思ってくれるかな。それに君の言う事を聞く理由はないよ』
「三百円払うわ」
『…。だめだね。そんな額で僕が釣られるわけがないじゃないか。お嬢様なんだから。ケチらないでよ』
「いいから降りなさい。さもなくば机を下からジェンガのように外していくわ」
『どうぞご勝手に。それで僕が怪我をしたら君に慰謝料を請求するまでだ』
お嬢様は不機嫌になる一方
「少しは仲良くやれよ… 」
「「いたんだね比企谷くん」」
比企谷くんはガッカリした顔
「お前ら最低…」
『嘘だよ比企谷くん。ちゃんと見てたよ、185ページ目まで読んでたね』
「怖ぇよ…」
「あたしは!?」
『君は忘れてた』
由比ヶ浜結衣さん
ガラッ
ドアが開いた
「奉仕部はここでいいよね」
葉山隼人ご登場
『スポーツ万能皆のヒーローこと葉山隼人くんにお悩みがあるのか。何用だろうか』
「そんなところに座ってたら危ないよ」
『ご心配ありがとうございます。ご心配なく。』
「それで、用件は?」
雪ノ下雪乃が話を切り出す
「あぁ、実は」