俺の青春ラブコメ
□奉仕部
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あれからけっこうたった時だ
授業終わり、教室を出ようとしたとき
話しかけられた
「えっと!…あー…」
『由比ヶ浜結衣さん、何の用?』
「ほ…奉仕部は入らない?ヒッキーもいるし!」
明るい髪色の今風のギャルな格好のこの子は、三浦優美子の手下だ
『誰?ヒッキーって。それって、ニックネームにみたてた、悪口か何か?』
「え、や…」
困った顔をされた
そこに一人また現れた
『やぁ、教室で話すなんて初めてだね
比企谷くん。』
「あぁ、…じゃなくて、少しいいか。」
『ダメだよ。だって、君らのことはよく知らないし、よく知らない人間についていくなんて、とても俺にはできないよ』
「おいおい、そりゃ、不審者に言うことだ…」
『何を言っているんだい?学校という教育機関内であろうが事件があるように、近隣の人間も家族もみんなまとめて不審者だよ。』
2人が苦笑い
『それと、奉仕部って黒髪の優等生がやってるところでしょ。誰が行くか。クソったれ』
明るく言い、教室から出る