家庭教師ヒットマン
□熱
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綱吉side
「そうか。分かった」
電話を切った
「赤ん坊、誰と話してたのな?」
「 柳ヶ原だ。熱が酷くて立つのも辛いらしい。だから今日は見に行けないらしい」
昨日は俺の影から出てきたな…
「俺、見てくる」
山本が立った
「止めておけ。本人から、
誰一人として近づけるな。熱だしてると性格悪くなるから、とか言ってたぞ」
なにそれええ!!?
あの先輩マジで何者おお?!
「 柳ヶ原は俺たちの中じゃ一番強いから、多分大丈夫だろ。」
熱くらい…と言ったリボーン
だが山本の表情は曇ったままだ
「……」
RRRRRRR
山本の携帯が鳴った
「はい、! 柳ヶ原先輩。熱大丈夫なのか?………そっか。良かった。あぁ。早く良くなってほしい」
電話を切った山本の表情は明るかった
「山本、どうだったの?」
「問題なさそうだ。いつもと変わんねぇ。」
山本は笑った
良かった。いつもの山本だ