□総括:前半
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■キャラクター総括:【アユム】


<基本設定>

フルネームは仙波歩(せんば・あゆむ)。劇中では片仮名で「アユム」と表記していますが、単純に漢字一文字だと文章中で若干判り辛いと思ってのことでそれ以上の意味はありません。

15歳の中学三年生。完全なる受験生ですが高校受験を前に拉致られました。
町医者の息子です。兄弟は医大生のお兄さんが一人います。

性格はクレバーな皮肉屋。マリーとは違う意味で口数が多いです。大体いつも余計な一言を付け足し、大体いつも人を小馬鹿にしたような薄ら笑いを浮かべています。頭脳は明晰ですが変人です。変人と言われると喜ぶ変人です。


<ネーミング>

名前の由来は考える葦(ロゾ・パンセ)。ひっくり返してセンパ・ゾロ。歩は「ふ」→携帯入力で666(ぞろ目)から。獣の数字も由来だったりします。
また歩は将棋の歩も意味し、金に成る=鋼に進化する、みたいな意味もあったり。
ネーミング的には一番ごちゃごちゃしております。

ちなみに仙波は最初は「千波」だったのですが「千の波を歩む」って何となく格好良すぎる気がしてそれは違うだろと字を変えました。


<デザイン>

髪型は黒髪の七三分け。眼鏡を掛けています。
服装は白いワイシャツに黒のスラックスとサスペンダー。デザインテーマは「嫌味なインテリ」です。



最初から「最終的には味方」というキャラクターでしたがあえて敵役っぽいデザインです。どうせ人間の状態は正体が分かってからなのですが。

ヒナタやマリーと違って一度もカラーで描いたことがありません。地味な配色ですが唯一「シャツの裏地はチェック柄」という微妙なデザイン設定もあります。

身長は168pで年齢的にはそこそこ高いほう。しかし横幅はとても控え目です。言ってしまえばひょろ長い感じ。運動はあまり得意なほうではありません。インドアな子なのです。


<キャラクター>

一人称は「私」。メルキューレモンとしての初登場時に何も考えずつい「私」と言わせてしまいましたが元々のキャラ設定が変人だからまあいいかと普段からそんなキャラということになりました。雑なキャラ付けです。

あまりまともだとキャラが薄くなる気がしたのですが、人間なんてそもそも四人しかいないし大体変わった奴ばかりだから「まとも」は十分な個性ではなかろうか、とは後になって気付きました。


<選ばれし子供>

八月の最後の日にホーリードラモンからのメールを受け取り、拉致られた数十人の子供の一人です。
鋼のスピリットにもっとも適性を示したために選ばれし子供となりました。

スピリットエボリューションのポーズは右手にデジコード、左手にディースキャナを構え「スピリット……」で体正面の腰くらいの低い位置でスキャンを開始、「エボリューション!」の掛け声で右手は左上、左手は右下へと交差させます。三人の中では一番アクションが小さいですが「意外と格好つける」がテーマです。

ちなみにヒナタを含めた四人の中で唯一左利きです。


<メルキューレモン&セフィロトモン>

ラーナモン共々人間での状態に先んじて登場した鋼の闘士。

基本的なデザインや能力はアニメ基準です。
メルキューレモンに関しては、「“イロニーの盾”からコピーしたデータを実体化する能力」は完全なる非公式ですが。他にもチートな能力をいくつか有していますが、公式の技以外はすべて「セフィロトモン内部でのみ」という制限付きです。

そしてそのセフィロトモン、アポカリプス・チャイルドの空中移動要塞“生命の木”として登場した鋼のビーストスピリットの闘士です。
基本的にはセフィロトモンが出現している間はビーストが本体であり、ヒューマンは本体が操作する端末。ヒューマンスピリットそのものが核になっているため、普通に進化した際と同等の基礎スペックを有する上、セフィロトモンからのサポートによって通常ではできない芸当もできるようになり、更には本体ではないので最悪倒されても平気、という無茶っぷり。一応アニメ基準のつもりではありますが。

ちなみに劇中では途中からビーストスピリットを奪われていたため、実はビーストとヒューマンが別人の状態でした。一応ちょろっとだけそれを匂わす微妙な描写はあったのですが。
ビーストとヒューマンを別人が使うことに関してはアニメでもヴリトラモン初登場がそうだったのでまあ、公式設定ということで一つ。


>>キャラクター総括:【灯士郎】
 

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