□総括:前半
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■キャラクター総括:【灯士朗】


<基本設定>

フルネームは百鬼灯士郎(なきり・とうしろう)。「百鬼」で「なきり」でございます。
劇中では一人だけ「灯士郎」と漢字で表記しておりますが、皆に合わせて片仮名表記にしてしまうと色んな意味で微妙だった、というのが理由です。

15歳の高校一年生。早生まれなのでヒナタとは同級生です。
実家は武家屋敷で剣道場。師範のじいちゃんに根性を叩き治された元チンピラの門下生たちからは「若」と呼ばれ、端から見ると限りなく極道一家です。どうしようもないクソガキの更正施設として近所では有名ですが、事情を知らない人からは白い目で見られています。本人はまったく気にしていませんが。
ちなみにお父さんは警察官です。

性格は寡黙でクールに見えて実は意外に熱血漢。父や祖父を尊敬する正義感溢れる少年です。熱くなりやすいのが欠点だとおじいちゃんにはいつも言われています。


<ネーミング>

名前の由来は鬼灯(ほおずき)と百鬼夜行。
三人の中では一番ストレートなネーミングです。
「士」も「郎」も侍的というか、日本男児的なイメージから。ちょっとだけ古風だけど渋くてカッコイイ名前を目指したのですが、片仮名で表記すると凄く微妙な名前であることには後から気付きました。


<デザイン>

髪型は髷のように結った長髪。髪色は黒です。今更ですがヒナタ以外みんな黒いです。
服装はジャージというか、トレーニングウェア的な。ボトムスの模様は肉球と爪。地味だったので後から描き足しました。



当初は和装にしように思いましたが、場違い感が半端なかったので変更しました。でもきっと夜とかに訪ねたら普通に甚平で出て来ることでしょう。

ちなみに身長は177pで四人の中では一番高いです。筋肉質でガタイもよかったりします。生身でもきっとそこそこは戦えることでしょう。


<キャラクター>

設定やデザインから分かるかもしれませんが、彼のキャラクターテーマは「武士」。そのままです。
口数の少ない愚直な仕事人、的なキャラを目指しました。初登場時は展開の都合でいろいろと喋らせなきゃいけませんでしたが。詰めが甘いですね。


<選ばれし子供>

マリーやアユム同様に八月末にホーリードラモンからのメールを受け取った子供の一人。闇のスピリットへ適合したために選ばれし子供となりました。

スピリットエボリューションのポーズは左手にデジコード、右手にディースキャナを構え「スピリット……」で左腰付近でスキャンを開始、「エボリューション!」の掛け声で左手はそのまま右腕を右側へ思いっきり振り抜く「居合抜き風」。意外とアクション大きいです。


<レーベモン&カイザーレオモン>

ラーナモン・メルキューレモンとともに登場した闇の闘士その一。
ダスクモンと配役逆だろって気もしましたが、能力的にこっちのほうが都合がよかったのです。

基本的な設定は公式基準。カイザーレオモンの“シュバルツドンナー”のエフェクトをアニメのエネルギー弾ではなく、普通に放電っぽくしたくらい。ドンナーって北欧神話の雷神トールだし設定上も雷撃のはずなんですよね。

ついでにレーベモンの必殺技“エーヴィッヒ・シュラーフ”は公式では「卓越した槍術」としか書いてないのでアクションはよんが勝手に妄想しております。
機会があれば書きたいですね。


<ダスクモン&ベルグモン>

三闘士とは別枠、まさかの主人公側での登場となった闇の闘士その二。
レーベモンから生まれたエイリアスであり、基本的に中身は同一人物です。

メルキューレモンinセフィロトモンとの違いは、二つのスピリットが別々に動いているわけではなく、どちらも一つのスピリットから生まれているという点。
スピリットは本体であるレーベモンの中にしか存在せず、エイリアスであるダスクモンはスピリットを持たない闘士なのです。
しかし大元が同じだからこそのリスクも。それが劇中であったダメージのフィードバックです。
要は基本的に同じデジモンだから別人としての自律稼動ができず、エイリアスを動かすためにはコアをリンクさせるため、感覚もダメージもすべて共有されてしまうわけです。リンクを切って本体へのダメージだけを緊急回避することはできますが、エイリアス生成のために用いたデータ・エネルギーも使い捨てることになってしまい、とんでもない消耗を余儀なくされるのです。

ちなみに劇中では機会がありませんでしたが、本体のほうがダスクモンに進化することもできたりします。
レーベモンが本体でダスクモンがエイリアス、ダスクモンが本体でレーベモンがエイリアス、本体がレーベモンとダスクモンにスライド、という三パターンの戦術が実は設定上はあったのです。


>>キャラクター総括:【リリスモン】
 

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