□第零夜 原色のイヴ
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<後書き>

どうも、よんです。

始めてこの小説「-NiGHTMARE-」をお読みになられる方ははじめまして。
既に過去「-NiGHTMARE-」をお読みいただいていた方はお久しぶりでございます。

この「第零夜」は本編のプレストーリーでありながら、実は書いたのは本編完結後。しかし位置付けとしては番外編的なものでございまして、既に第十六夜までお読みくださった方にも、これから第一夜をお読みくださる方にも楽しんでいただけるようにとできる限りの配慮はしております。つもりでございます。

具体的にはまあ、読まないと本編に話が繋がらないわけでもなく、読んだからといって本編の核心に触れるほどのネタバレがあるわけでもない、という。
言ってしまえば読んでも読まなくても大して変わりないものなのですが、もし楽しんでいただけましたら幸いでございます。

ちなみに以降の後書きも本編未読の方に配慮しまして本編には匂わす程度にしか触れておりませんので、ネタバレに関してはそれほど注意することもございません。多分。


■原色のイヴ

章タイトルは特に捻くれていないので説明不要な気もいたしますが、イヴはEveで前夜祭でございます。
本編が始まる前のお話だよー、くらいの意味でございます。

四節にて四つの視点で本編開始前を描いております。登場人物(デジモン)が少々偏った感は否めませんが、重要度と書いてて面白い順でチョイスしましたらこうなってしまいました。
ちなみに順序は本編の約一ヶ月前から時系列順でございます。


■白羽の誘い

0-1の節タイトル「白羽の誘い」はアニメ「デジモンアドベンチャー」のOP「Butter-Fly」から。
デジモンの始まりはやっぱりこれですよね。
第十六夜の後書きを既にお読みいただいた方は分かるかもしれませんが、まあ、そういうことでございます。

ちなみに「Mary」は「メアリー」でなく「マリー」でございます。普通は「Marie」と表記しますが、これだと「まりえ」とも読めてしまうなと思い表記を変えました。
まあ、二通りの読みがあるのはどちらも同じなのですが、個人的に半角5文字は字数的に半端で嫌だったというのもあったりします。

彼女の登場はかなりの後半なのですが、お時間ありましたらいずれ、彼女の活躍までどうぞ読んでやってくださいませ。


■紅蓮の標的

0-2の節タイトル「紅蓮の標的」はアニメ「デジモンアドベンチャー02」のOP「ターゲット-赤い衝撃-」から。

内容としては本作のキーパーソン、いや、キーパーモン?どっちでもいいか。とにかく「ベルゼブモン」の本編開始前のお話。
ヒール寄りのキャラクター造形は対比と差別化のため。何とのなのかは本編にてということで。ちょっと待てと言いたいベルゼブモンファンの方もいらっしゃるかもしれませんが、本作の彼はこんな感じでございます。
ただまあ、常日頃から誰彼構わずというわけでもなく、そこはベルゼブモンの公式設定にもある「弱者を虐げない」を本作でも採用させていただいております。
バーサーカーは強敵に会った時だけで普段はぶっきらぼうながら意外と気のいいあんちゃん、みたいな。
今回はせっかくの番外編なので少々大袈裟なくらいはっちゃけていただきました。


■夢路の旅人

0-3の節タイトル「夢路の旅人」はアニメ「デジモンテイマーズ」のOP「The Biggest Dreamer」から。

内容的にはまあ、単品で見ると多分一番訳のわかんないお話。
特にいきなり訳のわからない哲学を語り出しちゃった前半はいっそカットすべきかとも思いましたが、数秒悩んでからまあいいやと軽いノリでそのまま突き進んだ次第でございます。
一応本編に繋がってはいる……というか、後半になって明かされるある事柄について物凄く遠回しに語っていたりいたします。


■火種の旋律

0-4の節タイトル「火種の旋律」はアニメ「デジモンフロンティア」のOP「FIRE!!」から。
「旋律」の部分は曲自体ではなく最初のトレイルモンの汽笛ですが。

本編を最後までご覧くださった方ですら初見の「お姉ちゃん」は、実はエピローグに登場予定で設定を練っていたものの、展開の都合で結局登場できず仕舞いだった方。テーマは「深窓の令嬢」で妹とは大分ベクトルが違います。
そしてその妹「ヒナちゃん」に関してですが……0-3の彼ら共々第一夜にて早々登場、というかまあ、主役なので割愛です。うん、書くことないや。


と、いうところで、ネタバレに気をつけていたらあんまり書くことがなかった今回の後書きは以上でございます。
よろしければどうぞ本編も読んでやってくださいませ。

それでは、そんなわけで皆様ごきげんよう。
よんでした。


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