□第五夜 赤枯のジャーニー
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<後書き>


どうも、よんです。

というわけで第五夜の後書きでございます。


■赤枯のジャーニー

序盤の大きな区切りであるリリス様編を終えてのインターバル、新章のプロローグ的なお話しが今回の第五夜でございます。

サブタイトル通りのジャーニー(旅路)ということで、実は城を出てから枯れた森までに数日間くらい旅をしていたり。というか、本当はインターバルとしてそっちをメインに、目的地到達は章の最後か次回になる予定だったんですが……いざ書きはじめてみるとそんな引き延ばし要らなくね?と思っちゃったりなんかして。結局カットした次第でございます。
今思えばレイヴモンのキャラの掘り下げとか、世界観の説明的な話をじっくりしたりとか、やれること、やるべきことは十分にあった気もするのですが。
まあ、後の祭りですね。


■デジタルワールド

そして今回道中で半ば無理矢理ぶっこんだ世界設定。
以前もお話ししましたが、本作におけるデジタルワールドは設定的にはテイマーズがベース。構造は地球をトレースしたもの、ということになっております。おおざっぱには、
・地殻⇒物理レイヤーの荒野
・マントル⇒小世界群レイヤー
・外核⇒ウォータースペース
・内核⇒ダークエリア
みたいな感じで。
後はまあ、地球と同じ周期で自転しているとか、リアルワールド球は月と同じ大きさで同じ距離に浮かんでいるとか、ウォータースペースの表層はネットの海でファイル島とかもあるとか、ファイル島の真下のウォータースペースとダークエリアの境目辺りに四聖獣の領域があるとか、本編には直接関わらない裏設定も大量にあったりいたします。
設定厨とか言わないであげてくださいませ。


■枯れた森

今回中盤より舞台は物理レイヤーの荒野から変わって小世界・枯れた森。
まあ、色々明らかになるのは後々なので今はまだ語ることもないんですが。というわけで割愛。


■アポカリプス・チャイルド

前夜で名前が出て今回から本格始動の敵役。
リリス様が言っておられましたが、名前の意味は「神の密命を賜った子羊」みたいな。直訳では「天啓の子」といったところでしょうか。プロットの段階では「アポカリプティック・チルドレン」という名前でしたが、長いのでちょっとだけ短くしました。
筆者的な由来はまあ、後々出て来る誰ぞの得意技です。

あ、ちなみに姿は描写されたけど名前の出なかった「金の天馬」は「ペガスモン」でございます。聖獣部隊の兵隊は基本みんなアーマー体で統一しております。


■ドミニモン&ホウオウモン

そんなアポカリプス・チャイルドの幹部二人。
元々はスラッシュさんの後任としてインプモンたちを追っていたけど“ならずもの”討伐の好機であったために一旦中止してそっちに合流、でもたまたま見付けちゃったからやっぱりこっちで、みたいなお忙しい方々。
部下が少ないのはまだインプモンを捜しているから、という裏設定も一応あったりなかったり。
登場早々散々な目に合っておりますが、決して嫌いなわけではございません。


■レイヴモン

そして散々な目に合わせた張本人。主人公サイドである彼の活躍のためにお二方には犠牲になってもらいました。まだ死んでないけど。

しかし改めて考えると……ハイスペック過ぎたって気がしなくもないですね。
究極体すら欺く姿隠しに、アーマー体ならものの数秒で百人斬りな攻撃力、そしてついでに雑魚をガン無視して会話中の大将を狙いにいくという空気の読めなさも。
まあでもうちの小説、うだうだ喋ってるシーンが多めで戦闘シーンが結構少なかったりするので、戦闘力が高くても活躍の場が意外と……げふんげふん。


と、いう辺りで。思いもよらず物書きとしての反省点も見えたところで今回は以上でございます。
ここまでお付き合いくださいましてどうもありがとうございます。本編もご覧いただければ幸いです。

では、よろしければまたお会いいたしましょう。
ごきげんよう。よんでした。


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