□第四夜 紫煙のラスト・エンプレス
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<後書き>


どうも、よんです。

というわけで待ちに待った第四夜の後書きでございます。


■紫煙のラスト・エンプレス

章タイトルの「ラスト」は最後を意味する「Last」ではなく色欲を意味する「Lust」で単純に「色欲の女帝」という意味でございます。勿論そのままリリス様のことでございます。
ちなみに紫煙はタバコの煙のことです。キセルは章タイトルに合わせて持たせたみたいなものだったのですが……個人的には中々気に入っております。


■リリスモン

そして今回遂に登場のリリス様でございます。
以前もお話ししましたが、本作は昔書いていた別作の世界観を流用したもの。その別作からお越しいただいたのがリリス様ファミリーだったりいたします。
というか、その別作の中でリリス様がちょろっとだけベルゼブモンの話をするそのワンシーンから膨らませたスピンオフこそが実は本作の原形だったり。
ある意味でリリス様こそが「-NiGHTMARE-」の始まりなのでございます。

ちなみに本作を書きはじめたのはクロウォの放送中でしたが、別作とリリス様が生まれたのはそのずっと前、というのがうちのリリス様がクロウォとは似ても似つかないキャラな理由だったりします。

キャラ造形のイメージは「平安貴族」。言葉遣いや「わし」という一人称は好き嫌いが別れそうな気もしたのですが……ぶっちゃけどうなんでしょ。よんは気に入っているのですが、一回誰かに聞いてみたい気もしなくもなかったり。まあ「気に入らん!」と言われてもどうしようもないんですが。

あと、登場デジモン紹介のイメージイラストは実はアップ後に二回も書き直してたりします。試行錯誤の末に公式とは違う今の「おいらん風」になりました。
そして実はいまだに手直しを続けていつか全身版をアップしようと目論んでいたりも。

……って、このままじゃリリス様だけで字数制限に達しそうなのでこの辺りまでにしておきます。まだ話し足りないけれども。


■レディーデビモン&バステモン

リリス様の愛娘たち。彼女たちもリリス様ファミリーとしてセットで別作からのお越しでございます。

彼女たちもクロウォ前にできたためにキャラがアニメとは大分違います。まあ、レディーデビモンに関しては旧作で登場した後にこんな造形をしたので、放送後でも構わずアニメのキャラを無視したでしょうけれども。

本作ではレディーデビモンが(主にリリス様の暇潰しのネタのため)諜報やらに飛び回り、その間バステモンは基本的にリリス様の膝の上でひたすらもふもふされてます。ニートです。でもお料理は実は合作。どっちも台所に立つ姿が中々想像できないけれども。

ちなみに大元の別作では一部を除いてデジモンたちは固有の名前を持っており、彼女たちにもリリス様から名付けられた「リリン」「リリム」という名前が設定上はあるのですが、本作では彼女たちだけが例外になってしまうために裏設定に留めました。
劇中でリリス様が彼女たちの名前を一度も呼んでいないのはそれが理由だったりします。

それと、バステモンがリリス様を「お母様」と呼ぶのにレディーデビモンは「リリスモン様」と呼んでいますが、人前でなければ同じように呼んでいるという裏設定もございます。主君の威厳のためと、あとちょっと恥ずかしいからだそうです。仲良し母娘だよってお話です。


■レイヴモン

THE忍者なこの男も今回が初登場。
でもまあ、活躍は次回以降なので今回は割愛。別に女性陣に字数使い過ぎたとかじゃないです。


というところで今回の後書きは以上でございます。お付き合いくださいましてどうもありがとうございます。
引き続き本編をご覧いただければ幸いです。

それでは失礼いたします。
よんでした。
 

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