□第十四夜 翠星のアジュール
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■マリー@まるでヒロイン

というわけでの第二のヒロイン。以前の後書きでお話ししたマリー加入に関する没案とは「ベルゼブモンに一目惚れして寝返る」でした。劇中の展開はその時の名残。片腕が陽電子砲だからお姫様抱っこはできず、空いた腕に荷物のように抱えられているという、あまり色気のない絵面ではありますが。
先の展開がまだふわふわしてた頃に出た案の一つですが、今考えると中々に無茶な話でしたね。そのまま行ってたら相当にうざいキャラになってたかもしれません。


■仕事人・レイヴモン

今日も今日とて縁の下で頑張る忍者。
高精度ステルスと高速飛行で逃げに徹した彼はブラストですら面倒極まりない相手。今更ですが凶悪な能力ですね。そんな設定にしたのは外ならぬよんですが。

ちなみにステルスは黒い翼で体を隠すわけで、その間は黒翼は飛行に使えないという当たり前の弱点があるのですが、まあ、どうせ見えないからあんまり意味のない設定だったかもしれません。全然活かせてませんしね。
後、そもそも翼片方だけで全身隠せんのかよっていう今更過ぎる点については「翼の表面が光学迷彩になっているわけではなく、翼そのものが周囲の光を屈折させる“光学迷彩バリア”的なものの発生装置」という設定があったりします。「黒い翼で姿を隠す」という公式設定をサイボーグ型だからって言い訳を掲げて好き放題に拡大解釈しております。
お気に召さない方は何か変な奴がネットの片隅で寝言ほざいてやがると鼻で笑ってやってくださいませ。


■なにげに頑張ってるベヒーモス

そしてレイヴモン同様にやりたい放題な設定を付与されたバイク。
再登場から今まで後書きではスルーしておりましたが、決して嫌いなわけではございません。ただ書きたいことはほぼ初登場の後書きでやっちゃったから書くことねえやってだけで。

しかしそんな彼(?)も本編では中々に活躍しております。
「-NiGHTMARE-」的には「究極体に進化したからってあらゆるパラメータが完全体以下を上回るわけではない」みたいなことになっております。
中でも特に“速度”。体の構造的な限界はあってしかるべきだとよんは思っております。
具体的には「二足歩行の人型」より「四足歩行の獣型」のほうが速く、更に「機械系の車両型」や「飛行型」はもっと速い。みたいな、リアルワールドの常識が割とそのまま適応されてたり。
たとえロイヤルナイツのデュークモンや七大魔王のベルゼブモンといえど所詮は人型、単純な速度では完全体や成熟期の飛行型に勝てるはずがなく、だからこそのグラニやベヒーモスなわけで。
メガログラウモンの飛行よりデュークモンが走ったほうが速いなんてやっぱりおかしいじゃないですか。
長々と語りましたが要するに、スピードに特化した形態でもなければ究極体といえどベヒーモスには追い付けない、みたいなことなのでございます。


■ゼブルナイツ@全員集合!

そんなわけで最後は彼ら。意外とぴんぴんしてました。
えー?死んだなんて言ってないもーん。……いえ、すみません。ダークドラモンのモノローグのミスリードがほとんど詐欺だったことは自覚しております。
あの時点では死んだはずだったけど急に展開を変えて生きてることにした、とかではないのですけれども。当初から思い描き、この第十四夜で今もなお向かっているラストシーンに彼らは不可欠なのでございます。

劇中ではほとんど語っていなかった彼らの心情やらについては次回でということで。


と、いうわけでございまして、今回の後書きは以上でございます。
中々に長くなってしまいました。お付き合いくださいましてどうもありがとうございます。
次回で遂にvsベリアルヴァンデモンが決着いたします。宜しければどうぞ最後まで付き合ってやってくださいませ。

それでは、皆様ごきげんよう。
よんでした。
 

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