パラレル√ライフ

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美華「うー部活勧誘の嵐で結局何部にすればいいのか・・・」

「もしかして、何部にするか困ってる?」

美華「え、」

相田「初めまして私、2年の相田リコ。新聞部の部長をしてるの、部活の事色々教えてあげよっか?」

美華「新聞部ですか」

相田「そ、毎週ね部活の特集を組んで配ってるの、一応そこそこ人気はあるから他校からも頂戴って声がかかってるの・・・どう?凄いでしょ?」

美華「他校にまで!?凄いんですね相田先輩」

相田「リコでいいわ、パパと区別つかなくなるし皆下の名前で呼んでるからさ」

美華「え、パパ?」

相田「そうよ、相田景虎」

美華「えぇー!リコ先輩って景虎先生の娘さんですか!?」

相田「そ。てかパパの事を名前呼びなのね」

美華「あ、えっと・・」

相田「いいのよ、気にしないで。つかあんなダメ親父でゴメンネー、担任でしょ?」

美華「はい・・・ってなんで知ってるんですか?」

相田「私は新聞部の部長よ?すぐに情報が入ってくるの」

美華「へー」

相田「で。本題ね!何部にするか迷ってたんでしょ?」

美華「そうなんですよ、皆いい人だしとても魅力的な部が多くて決められなくって・・・あ、吹奏楽部以外。」

相田「ふーん」

美華「オススメの部活とかってありますか?」

相田「そうねー・・・あ、運動部と文化部どっちがいい?」

美華「んー・・・じゃあとりあえず文化部で」

相田「無難なのとマニアックなの、どっちがいい?」

美華「無難なのがいいです。」

相田「部長はまともな人がいい、変人でもいい?」

美華「リコ先輩は、部長さん達に恨みかなにかあるんですか?」

相田「だってー取材に応じてくれなかったりするんだもん」

美華「そうか、リコ先輩新聞部ですもんね、取材とかするんだ・・・凄い」

相田「っで、まともなのと変人なのとどっちがいい?」

美華「じゃ、じゃあまともな部長なんで」

相田「んーだとすると・・・ダンス部、吹奏楽部、書道部、漫画研究部あたりかなー」

美華「それでも4つあるんですね」

相田「紹介しよっか?」

美華「あ・・・なら、お願いしてもいいですか?」

相田「でも書道部以外ね」

美華「え?」

相田「部長、女性の免疫ないみたいで会話してくんないのよねー、男気はあるし常識もあるしいい人なんだろうけど」

美華「へー」

相田「ま一番話通るのはダンス部ね、んじゃ後で部長に伝えとくから」

美華「あ、ありがとうございます!」


がたっ―――
相田「さて、それじゃ次は私の番ね」

美華「へ?」

相田「美華ちゃんの事ちょっと取材させてね?」

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私の事なんて取材して何が楽しいんだろーなー・・とか考えてみる。

続く

 

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