パラレル√ライフ

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美華「私、もっと静かな部活がいいな…」

「でしたら、文芸部なんて、どうですか?」

美華「え、あ、・・・あなたは?」

黒子「黒子テツヤです。一人しかいない影の薄い文芸部の部長をしています」

美華「(また可哀想な部活が・・・)」

黒子「部室も変人の彼らが気づかないようなひっそりじめっとした場所にあります」

美華「ひっそりはいいとしてじめっとって何!?」

黒子「・・・一人で本を読む日が長く続きすぎたんですかね、キノコが生えてきました。」

美華「なんという部室!!!」

黒子「転校生さん、文芸部入ってください」

美華「えっと・・・」

黒子「あの、本を読むのは好き、ですか?」

美華「あ、う、うん、嫌いじゃないけど・・・」

黒子「じゃあたまにでいいです。本を読みに来てください」

美華「えっと、それで、・・・いいの?」

黒子「はい。いい加減、ぶなしめじとエリンギがうっとおしいので。」

美華「うん、わかった!鍋持って行くから鍋パーティーしようね。」

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あ、そうだ。せっかくだから鍋する時は緑間くんも誘おうっと!


続く

 

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