憧れのキセキ
□４
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黄瀬「ねー黒子っち、」
黒子「はい、なんですか？」
黄瀬「…美華っち、元に戻った時、どう思うんスかね」
黒子「さぁ、どうでしょう。……それより」
黄瀬「ん？」
美華「ぎゃあああああああああ！！」
紫原「美華ちんちっちゃーい！」
黒子「あれ、助けませんか？」
黄瀬「同感ッス」
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氷室「悪いね、敦が迷惑かけちゃって」
美華「え、あ、……」
黄瀬「（黒子っち、あれ、いーんすか？合わせちゃって）」
黒子「（…ダメでしょ。）」
紫原「あーこれ、室ちんね」
美華「あ、はぁ、…どうも」
氷室「…にしても可愛い子だね」
紫原「たりまえじゃんー俺のお気に入りだしー」
美華「え！？」
紫原「あれれー言ってなかったっけ？俺、気に入った子じゃないと、ﾞちんﾞなんてつけないしー」
美華「えぇ！？そうなの！？」
紫原「まーあんときの俺はちょっーと捻くれてたしー言わなかったかもしんないけどー…あー懐かしいなー」
美華「……」
紫原「ねー中学生の俺にさ、言っといてよ、素直になれーって」
美華「え、あ、うん！分かった」
氷室「ふふっ、本当可愛いな…敦にはもったいないくらい」ｸｽｯ
美華「へ？」
紫原「室ちん最低ー！俺と美華ちんお似合いだしー」
美華「あ、その、紫原くん、すっごくカッコイイし私にはもったいない！！うん！」
紫原「えー美華ちん可愛いからピッタリだよー」
ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ―――
黄瀬「あ、そういえば黒子っち、時間…大丈夫ッスか？」
黒子「え？」
黄瀬「俺の記憶が正しければだけど美華っち、１２時で元に戻るんじゃなかったッスか？」
黒子「…そうでしたっけ？」
黄瀬「そーッスよ！名残惜しかったの覚えてるっス」
黒子「ならば、急がないと……まだあと２人会ってませんからね」
黄瀬「あと二人ってそんな無理にいかなくても」
黒子「数年前の美華さん、皆に会ったと話してましたからね。僕が未来を変える訳にはいきません、……美華さんのシナリオ通りにいかないと」
黄瀬「シナリオって……まーけど頑張ってくださいね、黒子っち」
黒子「はい。……では、美華さん、そろそろ、次行きましょう」
美華「え？あ！はい！！」
紫原「えー！もー美華ちん連れてくのー？」
黒子「すみません、時間がないんです」
紫原「そっか…じゃーまたね美華ちん」ﾆｺｯ
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（紫原くん、カッコイイなー）
（次は…）
続く
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