憧れのキセキ
□３
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黒子「美華さん、次は誰に会いたいですか？案内しますよ」
美華「うーん…」
青峰「おいテツ、これ、黄瀬に渡してくんね？」
黒子「え？」
青峰「きょーかしょ」
黒子「…はぁ…自分で返したらどうですか？」
青峰「面倒くせーからヤダ」
黒子「…すみません。少し黄瀬くんのところに行ってきます。」
美華「私も行く！」
黒子「……いいですけど、いいんですか？」
美華「私が行きたいから！」
黒子「そうじゃなくて、」
美華「え？」
青峰「あんまよくねーんじゃね」
黒子「ですよね、彼女、まだ中学生ですし…」
美華「……」
黒子「彼一人ならいいんですけど･･･」
青峰「そん時は目を隠すとかどうとか色々して･･･つかむしろそういうのお前好きだr―――」
黒子「はい、美華さん、行きましょう」
美華「う、うん」
青峰「話聞けやー！」
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――――――――――
黒子「あ、黄瀬くん！････よかったです一人で」
黄瀬「黒子っち！え、一人って？てか、こっちは？」
黒子「美華さん、中学生バージョンです」
美華「（うわー超ー美男子だ…）」
黄瀬「美華っちー！」ｷﾞｭｯ
黒子「黄瀬くん、まだダメです」
黄瀬「あれれーそうだっけ？」
黒子「はい」
黄瀬「んじゃ改めて…コホンッ美華ちゃん、久しぶり」
美華「あ、えっとー…黄瀬、くん？」
黄瀬「そうッス」
美華「なんか…別人みたい」
黄瀬「そーッスか？」
美華「うん、すっごくカッコイイし！！」
黄瀬「うわー照れるッス！もー」ｷﾞｭ―ｯ
美華「く、苦しい、よ」
黒子「黄瀬くん、あんまり虐めないで下さい」
黄瀬「だって美華ちゃん可愛いんだもん、しょーがないじゃないッスか」
黒子「……はぁ、すみません美華さん」
美華「あ、いや大丈夫だよ」
黄瀬「あー笠松先輩に自慢したいなー」
黒子「黄瀬くん！！」
黄瀬「え、ちょ黒子っちーどうしたんスかーそんな声張り上げちゃって」
美華「笠松…先輩？」
黄瀬「はい！女性恐怖症予備軍という名の照れ屋さんっス、･･･あれー美華ちゃん知らない？」
美華「はい！」
黒子「チッ････」
黄瀬「あのー････く、黒子、っち？」
黒子「彼女、まだ中学生なんですけど」
黄瀬「あーそっか！じゃーまだ会ってないのか」
美華「･･･これから、会うのかな？」
黒子「美華さん、気にしないで下さい。」
黄瀬「そーっス！」
黒子「それ、黄瀬くんが言いますか？」
黄瀬「うぅっ」
美華「私、気にしない！うん！」
黄瀬「････ぷくっ」
美華「え？」
黄瀬「あぁー美華っち可愛すぎー！！！！」ギュッ―――
美華「（黄瀬くん･･･もしかしてロリコンに目覚めた！？）」
黄瀬「（大学生の美華っちツンツンしてるのに、中学生の美華っちはデレデレで･･･あぁーツンデレ最高っス！）」
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（というか、なんでこんなにも黄瀬くんに懐かれてるんだろう…）
続く
。