全力疾走委員会
□六
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ガラッ――
美華「ちーす会計委員会!」
潮江「あぁ、お前はあん時のジャージおんn」
美華「黙れ。畜生!」
加藤「先輩、お客さんですか?」
潮江「あぁ、」
加藤「あ!美華先輩だ!」
美華「へ?・・・えっと・・・」
加藤「僕、加藤団蔵っていいます!いっつも金吾から話聞いてます」
美華「あぁ、金吾の友達ね、」
加藤「先輩、どうしてウチに?」
美華「いや、予算をもらいに」
潮江「却下する。」
美華「却下することを却下する!!」
加藤「(先輩強っ!いろんな意味で強っ)」
美華「いい?運動会を成功させるには、予算が必要なの!用具は全部用具委員会が準備するとしても、プログラム用の紙(印刷込)や
飾りつけ。看板など色々いるの!!全部用具委員にまかせられないの!だから協力しなさい!!」
加藤「美華先輩、」
潮江「ほぉ、よく考えてるな」
美華「ったり前でしょ!時間ないの!!」
潮江「・・・いくらだ?」
美華「だしてくれんの?」
潮江「・・・体育委員でもないお前がそこまでやってんだ、協力しねぇー訳にはいかねぇーだろ。」
美華「っしゃぁ!」
潮江「・・・全く、」
美華「ただの嫌な奴だと思ってて悪かったわね、謝るわ」
潮江「おまえ本当にいい性格してんな。」
美華「――じゃあ詳しい予算については顧問の先生を通して渡すから宜しくね」
潮江「おう。」
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(さて次は、っと・・・)
続く
。