全力疾走委員会
□四
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美華「よしっ、ならこの競技で決まりね。あとの詳しいことはまた先生達と相談して考えましょうか」
平「案外すんなり決まりましたね、」
美華「あら、不服?」
平「いえ、そういう訳では」
美華「ならいいじゃない。微調整が一番時間のかかるところなんだから、おおまかな枠決めくらいはすんなり行きましょうよ」
平「・・・ですね、」
皆本「(すんなり決めるのもそうだけど、美華先輩凄い手際の良さだな・・・僕ならもっと時間が居る事をこんな短時間で――)」
ガラッ―――
日向「おぉー頑張っとるな関心関心」
美華「あ、日向先生!ちょっと、競技を決めたので確認してください!」
日向「どれどれ・・・100m走に忍術トライアスロン、それに借り物競争・・・リレーか面白そうだな」
美華「はい!特に忍術トライアスロンは知能が試されるので絶対に面白いと思うんです!」
日向「なるほど・・・文武両道だな」
美華「先生達に講義の余地はあげません!ふふっ」
日向「よしよし、んじゃ、引き続き頑張れよ!」
美華「先生も補修頑張って!あと、競技の種目と順番はあとでコピーして渡しますね、なので修正おねがいしまーす」
日向「おぉー!分かった任せておけ、あははは!」
美華「―――あ、私、学園長に現状を報告してこないとだった。ちょっと行ってくるんね」
皆本「い、いってらっしゃい!」
日向「・・・いいのが手伝いにきてくれたな」
七松「えぇ、」
時友「凄い人ですね、美華さんって」
日向「まぁ6年一、責任感の強い女だからな。・・・しっかり、支えてやってくれ」
時友「・・・は、はいっ!」
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ガラッ―――――
美華「ただいまー、とりあえず学園長先生から承諾もらってきたよー」
皆本「あ、美華先輩・・・すみません七松先輩、どこかに行っちゃいました。」
時友「止めたんですけど、・・・すぐ帰ってくるって・・・」
次屋「恐らく山だと思うんすけど、」
美華「はぁ!?もぉ私は迎え行かないからね!?今日はいろんな事ありすぎて疲れたから風呂入って寝る!よし、おやすみ―――ほら、あんた達も今日の委員会はここまで、はいおやすみ!」
次屋「あ、お、おやすみなさい」
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続く
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