ココロ‖オドレ

□4話
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佐倉「美華さんも好きって気持ちあるんですもんね」

美華「そ、そりゃ・・・野崎くんは鈴木だなんだ言ってるけど私だって立派な恋する乙女だし」

佐倉「・・・・」

美華「あーあ、私も御子柴くらい可愛かったら振り向いてもらえたのかなー」

佐倉「たしかに、野崎くんみこりん好きだもんね、マミコのモデルにするくらいだし」

美華「・・・あ!」

佐倉「え、ど、どうしたの!?」



パァアア―――
美華「堀先輩っー!!」ピョンッ

堀「んぁ?なんだ美華か」

美華「今日も、ネクタイ素敵です!」

堀「ネクタイだけか!おい」

美華「そんな!・・・先輩全部素敵ですっ!」

堀「お前よく恥ずかしげもなくそんなセリフ言えんな」

美華「全部本当ですから」

堀「・・・あ、そうだった、ほれ」

美華「わー!チョコレート!」

堀「やるよ、んじゃな」

美華「ありがとございますっ」ニコニコ

佐倉「(あれ、なんか美華ちゃん凄く嬉しそうな―――)」

美華「あ、ご、ゴメンネ・・・その、抜けがけ、しちゃって」

佐倉「抜けがけ?」

美華「え、」

佐倉「え、」



・・・・・・・。

美華「わ、私、・・・堀先輩が大好きなんですっ」

佐倉「わ、私は野崎くんが好きなの!」




2人「((あれ、なんか色々違ってた!?)」

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(じゃ、じゃあお互い恋愛頑張ろ!)
(う、うん!)


そしてなんか友情が芽生えた。

続く

 

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