プチ夢

□夏はやっぱり… キース編
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蝉の鳴き声が響く昼下がり…
外はアスファルトの地面に太陽の熱が照り返し、いかにも暑そう。

私はクーラーの効いた部屋のソファーの上から動けなくなっていた。

「あ〜〜つ〜〜い〜〜」

そして……

「ひ〜〜ま〜〜」

今、私は家に一人。

愛するスカイハイ様はと言うと………

「ただいまぁ!」

あっ、帰ってきた。

ジョンの散歩に行っていました。

「いやぁ〜暑いなぁ」

そんなことを言いながらタオルで汗を拭いながら部屋に入ってくる。

「おかえり」

「ただいま。此処は随分涼しいね」

「そりゃクーラー付いてるからね」

ソファーの上でダラダラうだうだ…
何となくだけどキースが呆れてるかも…

「涼しい所もイイが、あんまりクーラーの効いた部屋ばかりに居ると体調がおかしくなるぞ?」

ほらきた…

「う〜ん」

適当に返事っと…
キースは好きだけど何より今日は暑いんだもん。

「はぁ…」

珍しいため息付いてる。

「よしっ!」

「へっ?ちょっと?なになに!!?」

いきなりキースに抱き上げられ私は涼しい部屋から引っ張り出された。

向かった先は…

「ねぇ、庭なんかに出て何すんのよ」

「それはお楽しみだ!」

「もぅ…暑いのに…ねぇ、ジョン」

ワンワン!

「ほら、ジョンも暑いってさ。中はいろ………きゃっ!」

振り向いた瞬間私はキースに水を浴びせられた。

「何すんのよ!!?」

「暑い日は水遊びに限る!」

爽やかな笑顔で子供みたいな事を言う。
此がヒーローなんだから世も末だわ…

「分かったわ…付き合ってあげる!」

「うわっ!」

私は足元に転がってた水鉄砲でキースに攻撃!
こうなったら2人とも止まらない。
日が暮れるまで庭で水遊びが続くだろう。
まぁ、楽しいからいいか!





夏はやっぱり…


(ちょっと、ホースは反則よ)

(君こそ、バケツは反則だ)

((アハハハハハ……))

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