ケロロ軍曹
□いつか願う物語
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宇宙人達がすっかり地球人と馴染んでしまった時、事件は起こりました。
あまりに侵略が進んでいないので、本部からすぐに侵略しろ、と命令が下ったのです。
緑色の宇宙人は困り果てて、夜も眠れませんでした。地球が好きになってしまったからです。
黒い宇宙人も、赤い宇宙人も、黄色い宇宙人も、青い宇宙人も、地球を侵略したくありません。
地球に来て、皆変わり始めてきました。
そこで、緑色の宇宙人はひとつの考えが浮かんだのです。
それは地球と同盟を組む事≠ナす。
宇宙人達は、本部に頑張ってお願いをしました。
…その後、宇宙人達はどうしているかって?
緑色の宇宙人は、自分を捕虜にしていた家の男の子と友達のままです。
黒色の宇宙人は、自分と同じように裏と表のある水色の髪の女の子と仲良く暮らしています。
赤色の宇宙人は、緑色の宇宙人を捕虜にしていた赤い髪の女の子に毎日焼き芋を焼いています。
黄色の宇宙人は、凄く頭の良い銀の髪の男の子と譲り合い歩み寄りをしながら友達のままです。
青色の宇宙人は、忍者の女の子と家族のように仲良くしています。
めでたしめでたし。
「……」
やっぱボツだなこれ。
大体さぁ、暗殺とか侵略とか兵隊とか、明らかにいたいけなお子様が読むべきモノじゃないし。
でもね、我輩書いてて判った事があるであります。
我輩はアンチバリアを展開して、神社へ行った。
おギロ様事変の時の神社であります。よく願いが叶うのではありますが、必ず同等の何らかの代価を払ってしまうデメリット付き。
でも、我輩、その為ならいくらだって日向家の手伝いだってするであります。
ガンプラだって我慢できるであります。
『絵本の話が、現実になるように。』