1時間目・短編小説

□キミとボクC(完)
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二ヶ月前、ユッケが死んだ。

前々から、体の調子がよくない事は知っていた。

今回の入院がただの検査入院じゃないって事もなんとなく分かっていた。

・・・だけど、こんなに早く逝っちまうとは誰も考えちゃいなかった。

見舞いに行った時も「おめーのせいでスケジュール組み直さねっきゃなんねーんだから戻ってきたら覚えてろよ」なんて言ってからかったぐらいだ。



正直、自分の耳を疑った。

信じられなかったし信じたくなかった。



その日から、俺の生活はガラリと一変した。

全ての人間との連絡を絶ち、完全に自分の殻に閉じこもった。

ウゼェぐらい家に来ていた逹瑯ですら、その日を境に連絡を取らなくなった。

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