小さなお話し
□ディーノの誕生日!!
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あれから何度も止めたが、恭弥は結局オレのホテルについてきてしまった。
しかも堂々とオレの部屋に入ろうとする。
「おい!恭弥…それはさすがにオレの理性が…」
って止めたら、
「へぇ。あなたに理性なんてあったんだ。
…別にがまんすることなんてないと思うけど?」
にやりと艶やかに笑うい恭弥に、オレはため息をもらした。
ご飯を食べて、恭弥は
「僕が先に入るから。」
と風呂に入っていった。
「おいおい…まじで泊まるのか?」
からかってるつもりなら止めてほしい。
まだ恭弥は子供だし、手を出すのはダメだってわかってっけど…
…恭弥に本気で誘われたら、オレの理性なんてふっとんじまうことは確実だ。
いろいろ考えているうちに、恭弥が風呂から上がってきた。
「あなたもお風呂、入いりなよ。」
濡れた髪に胸が大きく開いたバスローブ姿の恭弥に、襲いかかりそうなのを必死にのこりの理性でつないで、オレは急いでバスルームに駆け込んだ。