保管倉庫
□食堂フィーバー!
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「鴨川?…ああ、ミクちゃんの左に立ってる白衣の人か?」
「そ、そうです先輩!知り合いなんですっ!!」
二ヶ月前に開催されたポップンパーティーで知り合ったばかりだけど。
「そっか、知り合いか。…巻き込まれて大変だな。他の三人と同じく洗脳されてるみたいだし」
確かに、四人共目付きが恐い気がします。
鴨川さんなんて、眼鏡が光ってます。
「うう、鴨川さん大丈夫かなぁ……」
テレビ画面をじっと見つめる僕。
最初は、純粋に鴨川さんを心配していたのですが。
「………なんか、鴨川さんチョイ悪って感じでカッコイイかも………」
光る眼鏡から時折見える鋭い眼光に、僕はときめいてしまいました。
「こらこら」
先輩がツッコミを入れます。
…と、その時丁度昼休み終了五分前のチャイムが鳴ってしまいました。
「げ、ヤバいお昼半分しか食べてないっ!!」
慌てて席に戻って、食事を済ます人達。
僕も残りのカレーライスを慌てて口に放り込みました。