保管倉庫
□とある日常。〜帰り道編〜
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「良く知ってますね。近くにいました?」
「うん、ちらっと見掛けた」
歩きながら話す二人。
「偶然、極卒くんと会ったんですよ。お昼がまだだったんで一緒にうどん屋さんでご飯を」
「………鴨さん、それ、偶然じゃないYO……」
ニッキー、ボソッと一言。
「何か言いました?ニッキーくん」
「ううん、別に?気にしない気にしないー」
そうこう言ってる間に、哲夫が住んでいるマンションが見えてきた。
「…あ、そうだ。
ニッキーくん、荷物を持ってくれたお礼といってはなんですが、夕食食べて行きません?」
「え、いいの?」
「はい。大した物は作れませんが…」
「やりぃ!ご馳走になりまーす」
そうして、二人はマンションへと入っていった。
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翌日。
「……で、夕食ついでに宿題も見てもらったという訳か」