保管倉庫

□とある日常。〜地獄編〜
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「え?だって暇だからさ^^」

「………………」

「入ってもいいかい?」

「…もう、勝手にしろ…」

追い返す事を諦めたヴィルヘルム。

「それじゃ、お邪魔しま〜す^^」


丁度、時計が三時を知らせた。

「…お前、今日は朝から地上に出掛けていたのではなかったか?」

律儀に二人分のティーセットをキッチンから持ってきたヴィルヘルム。

「良く知ってるねー」

「朝、庭の雑草を抜いていたら丁度お前が出掛けるのを見掛けてな。
なのこにお土産をねだられていただろう」

「ひょひょっ、よく見てるねぇ^^」

「何をしに行ったのだ?神にでも呼び出されたか」

カップくん柄のカップに紅茶を注ぎ、極卒の前に置く。

「いや、MZDから呼び出しはないよ?暇つぶしにね」

カップを取り、紅茶を飲む極卒。

「……これも美味しいけど、やっぱり僕は日本茶が好きだな〜」

「飲みたければ自分の家に帰って飲め」

そう言いながら極卒の向かいに座り、自分の分の紅茶を飲むヴィルヘルム。
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