保管倉庫
□水滴る拡声機は出会いを呼ぶ
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「頑張るドン!ウーノ!俺も自信ないドン!!」
「…仕方あるまい。あの神の思いつきで集められたのだ。
終わるまで耐えろ」
「…でも、極卒くんがあんな調子じゃ…」
三人(二人と一台?)が極卒を見る。
「…神が企画した隠しイベント、『フィーバー戦士ポップン14』の世界征服の打ち合わせが進まないドン」
「……確かに、まだ戦うステージや手下が決まっておらんな」
「それにしても、MZDへの世界征服案の提出期限、明後日までですよ」
「どうするドン」
「…はあ…」
ため息をつくヴィルヘルム。
―――――
〜ポップンパーティー会場〜
「…で、なんで僕達も呼ばれた訳?神」
「あの企画は、一応極秘の筈ですよね?MZD」
二人に言われた神、MZDはニヤリと笑いながら答えた。
「ああ、ウーノのいう通りアレに関してはまだ極秘だ。
知ってるのは俺がフィーバー戦士ポップン14に選んだ連中とHELL14のお前達だーけ」
「…そういえば、ポップン14のメンバーが誰なのか知らないドン」
「あっちだってお前達がHELL14だって事は知らねーよ。
面が割れてたらおもしろくねーだろ?」
「…で、貴様が暇つぶしに考えた企画の実行前に我等をポップンパーティーに呼んだ理由はなんだ?」