夢の扉
□好きです
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1つ上の、オレの先輩
守備位置はセカンド
そして部のみんなに「やらしい」といわれている
だけど、オレはそんなアナタが好きなんです
「準サーン!」
「・・・・・・チッ なんだ、利央か・・・」
「なんなんだよー!その露骨にイヤそーな顔はー!」
「だってイヤだし」
「準サンのイジワルー!あ!慎吾サンだ!慎吾サーン!」
え?
慎吾サン・・・?
「ちょっと聞いてよ慎吾サン!準サンったらさ、酷いんだよ!」
「またかよ・・・ 利央昨日は山チャンにイジメられてなかったか?」
「イ・・・イジメ・・・られた・・・」
悔しい
なんでそんなに普通に話せるんだよ
オレは、慎吾サンのコトが好きすぎて、まともに話せないってのにさ・・・
「おい準太」
「は、はい!」
慎吾サンから、話しかけてくれた・・・!
「お前、いい加減利央で遊ぶのやめろよ?」
また・・・
またアナタは利央の肩をもつんですか・・・
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