□毎日が波乱万丈に
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死ね浜田

「泉ィ〜!!!!(泣」






浜田のバカヤロー…





゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.






「いーずーみッ、どうしたんだ?元気ないみたいだけど…」

「栄口…」








突然だけど、オレと浜田は付き合っている








結構昔から…








でも、昨日浜田ン家に行って机をふと見たら、風俗店の名刺を見つけた







名刺には

《浜田さんww今日は楽しかったよwwまた来てわたしを指名してねww》

と書かれていた







さすがのオレもこれにはムカついた






相手が男だからって浮気とかすンじゃねーよ…






そりゃ、浜田だって男だから女を抱きたくなるカモしれないケド…










オレは栄口に全てを話した










「そっか〜…浜田さんがねぇ…」

「もう…浜田なんか知らねぇよ…」

「…ねぇ、あと1回だけでも、浜田さんを信じてみたら…?」

「なんで…」

「だって…あそこに居るよ…?反省してるみたいだし…許してあげたら?」








栄口が指さす方を見てみると、おどおどした様子の浜田が居た








「…」

「泉行ってあげなよ(笑」

「…くそ浜田…」








仕方ねぇな…











行く…か…









「オレ行くわ…サンキュ、栄口」









オレは走って浜田の元に行く









「…なに?浜田」

「…泉…」








浜田はオレに気付いた瞬間、オレに抱きついてきた







「…こんなとこで抱きつくな」

「ゴメン…ゴメン泉…」

謝るくらいなら最初からするなよ…

「そーだよな…ほんと…オレ、バカだよな…ゴメン泉…」

「浜田なんか…嫌いだ…」






やべ…ッ







なんか涙が…








「…ッ」






オレが涙を流した瞬間、浜田の顔が近くなった









というか、キスをされた










「…キスは…あの風俗嬢とすれば良いだろ!!」

「あれは…!!違う!!」

「なにが違うンだよ!!カードにお前の名前だって載ってたじゃねーか!!」

「それは…そうだけど…」

「お前なんか…もう知らねえ…」







オレがみんなの元に行こうとすると、浜田がオレの腕を掴んだ








「あれは…ほんの出来心で…」

「ンな浮気の言い訳みたいな事してンじゃねーよ…!!」










まあ実際にそうなんだけど…









「でも!!本当に好きなのは泉だから…!!」







…オレだって男だ…








浜田がそーゆーとこに行きたいって思う理由も分かる








ケドな…










やっぱされた方はイヤなんだよ…








「…分かった許す」

「マジ…?」

「マジ。ただし、オレに今度バレたら別れるから」

「え…?それって…」







行っても良いってこと?と浜田は言いたかったンだろうけど、オレはその前に、浜田の唇を塞いだ









「お前なんか知らねえ」









毎日がそんな感じのオレ等









天の邪鬼なオレと学習能力のない浜田










そして毎日が波瀾万丈に









END




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