三国小説
□バレンタインは攻城兵で
1ページ/9ページ
2月某日、楊州にて
ドカーンドカーン!
太「何事だ!?」
兵「はっ城門に攻城兵が張り付いております!」
太「またか!?一体何のつもりなのか…早々に撃破しろ」
兵「それが…一体ではないのです」
太「何っ?集団で張り付かれてはまずい。俺も出る。全軍に出撃命令…」
兵「いえ、あの…並んでおります…」
太「…………城門にか?」
兵「はい」
太「数は?」
兵「5台ほど」
太「どこから?」
兵「魏の旗印ですが…」
太「…なんで?」
兵「私にきかれましても」
ドカーンドカーン!
太「………そういえば、城ゲージ減ってないな」
兵「騎兵一撃分くらいの減少を確認しています」
ドカーンドカーン!
兵「……もしかしてコレ、ノックでしょうか?」
太「………」
兵「……判子でも持って行きますか?」
太「先にあの紛らわしいノックをやめさせろ」
兵「はっ…攻撃許可が出たぞー!!(メガホン)」
その後一斉射撃