沖田☆★

□あぁ、殺ってやろうじゃねぇか。
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『ハァハァ…ハァ…ッ…』


二つの息が交差する。
色んな所に血痕が飛び散り、二人の体にもついている。


「ハハッ、旦那なかなかやりやすねィ。」


「沖田君こそ強いじゃない。銀さん吃驚だよ。」


「……旦那…、無事で、良かった。俺ぁ、アンタが死んだらと、きがきじゃなかった。大好きな旦那を、…」


そのまま沖田君は俺の頬に手をおいて顔を近づけてきた。
やっぱり、沖田君って可愛い顔してんなぁ。


「沖田君…」


あれ??
なかなか沖田君のキスがこねぇ。ちょっとうっすら目を開けたら、沖田君の怒った顔があった。
えっ?えっ?えっ?
何で??


「旦那…何であんな奴等に捕まったりしたんでィ。アンタだってこんなことになるぐらい知ってたでしょうや!!バカですかィ。旦那はッ!!しかもこんな、傷だらけにされて…俺を、どんだけ苦しめんでィ。旦那が、銀時が…」


いつもフラフラしてるから…そんなめにあうんでィ。

これにこりたら、俺から離れんじゃねィ。
俺だけに目を向けて、よそ見なんかしてじゃねィ。


「沖田君…俺はね、沖田君が助けてくれるって信じてたのよ。だから、何があっても怖くなかった。沖田君が、俺を好きだと信じてるから、俺も信用してもらいたいわけよ。何があっても俺を裏切らないって…。俺は沖田君が思ってる以上に、大好きなんだぜ。」


「…旦…那、本当、旦那はバカでィ。信用なんて旦那を好きになった時点でしてまさァ。俺がどんだけ旦那を望んでいたか…旦那は知ってますかィ??」


旦那の全てを…俺ぁ見ていたんでィ。死んだ魚のような目も、やる気になったら変わる目。
俺だって、旦那に負けないぐらい大好きでさァ…。
だから、…旦那が俺から離れないように首輪でもしておきたいぐらいでさァ。
誰にも渡さない。
俺だけの旦那。
心の底から愛しているたった一人の俺の恋人。


「沖田…君//」


ギュッと瞑る旦那の目、あぁ…俺に襲われたいんですかィ。
そんな色っぽい顔で、顔を真っ赤にして、その唇にキスをしたくなる。旦那がいけないんですぜィ。























−そんな顔で俺を誘うから…。










歯止めが気かねィやィ。







-End
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