沖田☆★
□甘いキス
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アンタのキスはいつも甘くて、俺はどうしていいかわからなくなる。
「旦那ぁ。どっか出掛けやせんかぃ??」
いつものように万事屋にきて旦那とくっついてだらだらしてる。
え?眼鏡とチャイナ??
その二人は眼鏡の家にいってまさぁ。
旦那が追い払ったらしい。
「あぁ?めんどくせぇよ。このままここでだらだらしててもいいじゃねぇかよ。今は俺達二人だしよ。」
「旦那…。って引っ掛かる分けねぇだろぃ!?アンタ外に出るのがめんどくせぇだけだろうがぁ!?」
「イテテテテッ。総悟くん…ほっぺツネったらいたいからぁ。イテェ〜!!」
ムカついて旦那の頬っぺたを強くつねってやった。
このぐらいしないと気がすまねぇやぃ。
「ふん。自業自得でさぁ。もういいやぁ。俺一人で出掛けてきまさぁ。」
「ちょっと待てって。俺は本当に沖田君といたいんだって。」
そう言って旦那は俺に抱きついてきた。
こんなことされたらもう何も言えねぇじゃねぇかい。
「……。」
「あれ??沖田君…怒った??」
本当にこの人はバカでぃ。俺の気持ちなんかなんもわかってねぃ。
「はい。スッゴい怒ってまさぁ。だから…」
「ん??」
いつものように…
「旦那のキス…くだせぃ。」
「あぁ。俺ので良ければ何時でもくれてやるよ。」
そうだ。いつも旦那は俺の心にはいってくるんでさぁ。俺が旦那の事敵わないの知りながらアンタは悪魔でさぁ。
けどねぃ。
それでも…俺はアンタが好きだから旦那のキスを待ってまさぁ。
−俺の愛しの旦那。
俺に…甘い甘いキスをくだせぃ。
-End