沖田☆★
□花火大会は仲良く
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「総悟ォ〜ッ!!テメェ〜はなんでそう仕事しねぇンだよッ!!」
「なんでィ土方さんですかィ。仕事してますぜィ。座りながらねィ。」
「テメェ…それは横になってるって言うんだよッ!!」
「ハァァ。土方さんそれは違いますぜィ。」
「何が違うって言うんだよ。言ってみろ。」
「お〜。いいところにいるじゃねぇの。総悟とトシ。」
「?近藤さん。どうしたんだよ。」
「ん?あぁ。今回真選組は花火大会の見回りをすることになったんだ。だからその場所とりを頼みたいと思ったんだが…。」
「あぁ〜じゃあ場所とりは総悟と山崎で頼めば良いんじゃないすか?」
「さぁ…俺は用事を思いだしたんでちょっくら行ってきますぜィ。」
土方は沖田の首の根っこを引っ張って引き止める。
「テメェ…それで逃げられると思うなよ。さっさと山崎と場所とり行ってこいッ!!」
土方は恐い顔しながら沖田に言う。
「頼むッ!!総悟。場所とりしたら後は好きにしてくれて構わないから。」
近藤さんは顔の近くで手を合わせながら沖田に頼む。
「ハァァ。近藤さんの頼みなら仕方ねィ。さっさと場所とり行ってきやすぜィ。」
沖田はめんどくさそうに言った。
「テメェ…俺の言うことは聞けねぇ〜のかよッ!!」
「おい山崎。場所とり行くぞ。」
「あ、はいっ!!」
「無視かよッ!!」
「山崎後は頼んだぜィ。」
「えぇ〜ッ!!沖田さん待ってくださいよぉ〜ッ!」
山崎は大きな声で沖田を呼び止める。
しかし沖田は無視して去っていった。
その際に沖田が一言。
「場所とり出来たら連絡下せィ。じゃッ。」
「あ、沖田さぁ〜んッ。」
「ふぅ。場所とりなんかできるかってンでィ。さて昼寝の場所でも探しますかねィ。」
「あれぇ〜沖田くんじゃない。こんなところで何してンの?」
「ん?万事屋の旦那じゃねぇですかィ。俺は……花火大会の場所とりをしてるんでさぁ。旦那のほうは何してるんでィ?」
「俺もそんなところなんだよねぇ。ジャンケンで負けちまってさぁ。ハァ…良い年こいたオッサンが花火のために場所とりだよ?有り得ねぇだろ。」
「じゃあ…旦那。場所とり一緒に探しましょうや。」
「お、良いねぇ。沖田くんと探せば早く見つかりそうだねぇ。まぁ…見つけたら一緒に花火見ようや。」
「そうですねィ。」
そして話しながら場所を探す銀時と沖田なのだった。
「みつかんねぇなぁ…。」
「まぁ旦那あそこで一休みしましょうや。」
「そうだね。」
二人は草原に向かった。
「「ん?此処だったら花火見れる…」」
二人は顔を見合わせてダッシュで駆けていった。