沖田☆★
□可愛い恋人
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俺の恋人はドSと言われる程のSだが、俺の前じゃ全然違う。
Sのエの字もでてこないほどに、甘えてくる。
本当…こんなの知ってるのは俺だけだぜ。
今だって………
「旦那ぁ〜。。構ってくだせぃ。俺は寂しがり屋の兎でさぁ…。」
猫撫で声で甘えてくる沖田君に俺は欲情する。
こんな可愛い顔して、甘えてきて…誘ってるとしか言えねぇ…。
いや…まてまてまて、俺ッ!?落ち着け。落ち着くんだ。
「お、沖田君。そんな近くによらなくても俺別に何処かに行ったりしないし…少し離れてもいいんじゃない??ハハハ…。」
「嫌でさぁ。俺は旦那の側にいないと寂しいんでさぁ。俺…寂しすぎて死にまさぁ。」
「……ッ!?//」
この子…どこまで俺を喜ばせるのかね??我慢できなくなるだろ。
「旦那??」
「いやぁ〜ハハハ。」
その上目遣いはヤメテェ。
俺は我慢できなくなり、横を向いた。いやぁ…だってあれよ??
こんな可愛い顔なんか直視したら…ヤバイでしょ??
ホラッ。アレだよ。可愛い子の顔は見るなって言うでしょ??
だから、見ないんだってぇ…。
アハッ…アハハハハハ。
「旦那ぁ〜。こっち向きなせぃ。俺の顔みなせぃ。」
「いや…無理。ゼッテェー見ねえかんな。俺ぁ…騙されねぇぞ。」
「騙すってアンタねぇ…。俺がいつ騙したりするんでぃ??」
「そう言いながら、俺の顔を向かせようとしない!!ウギギギッ」
もう…変な顔とか言ってられないからね。
マジ今、目を合わせたら何するかわかんねぇし…。
「……旦那。」
「んっ??」
いきなり声のトーンが替わり沖田くんの方を向いてしまい、後悔する俺…。
クソゥ…騙された。
「やっと向きましたねぃ。旦那。ニィ。」
「なんか…すげぇ、腹黒くなってない??お、沖田‥君。アハハ…おじさんの気のせいかなぁ。」
「そうですぜぃ。アンタの気のせいでさぁ。旦那。」
「んっ…」
本当沖田君って誘い上手だよねぇ。もう…こうなりゃ、ヤケクソだ。何でもこいッ!!