ノート2

□実質2話
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沖田はその背中を見届け、さてどうしょうか?と考えた

自分は今からサボろうか…団子でも食べに行こうかと言った感じで歩き出すと、声を掛けられる


「総悟よ…たまには一緒に行かないか?」

振り向くと近藤が立っていた

「見回りですかィ?ストーカーの協力は勘弁でさァ…」

背中を向けて足を進ませようとすると、近藤は違う違うと否定した

「トシの所だ」

どんな調子か気になっていたが、土方の抜けた穴を今こそ自分が埋めて、副長の座に就こうという考えがあっただけに
少し複雑な心境になる
(その割には団子を食べに行こうとしてたではないか)


「今やっと、屯所内も少し落ち着いた所だからな…
トシも一人で暇だろし」

まぁ良いか…正直やる気はあるが、なんか空回りするような気がしてただけに、近藤の誘いに沖田はのった


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