ノート2
□実質2話
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お茶は特に高級な物ではなく、スーパーに普通に売ってる緑茶である
それを見た銀時は真選組も赤字なのかしらん?と思ったが、単に土方が高級な物が好かないだけで、山崎に低価格な物を注文していた
土方にとって金を掛けたい所は煙草とマヨネーズだけ
でもマヨネーズだって、特売日に買い込みさせる
まぁそんな事はさておき、土方はお茶を一口飲むと山崎に問い掛ける
「で…どうなんだ?」
「それがまだ解りません……」
何の話?と銀時は二人に問い掛けた
すると山崎は、土方の方をチラリと見て照れながら口を開く
「副長の身体の事ですよ」
身体検査、精神鑑定、血液検査だのなんだかスキャンだの…
医療という医療は全て使って調べてみた
その結果が昨日の夜に全て出たようで、その報告なんだが、全て白……
何も問題なく、普通に女……という事
土方は煙草を噛み、眉間に皺がよる
「じゃあ原因は…」
銀時が言葉を出すと、土方が続きを紡ぐ
「皆目検討が付かない…という事だ」
土方は今日何度吐いたか解らない溜め息のカウンターを増やした
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