ノート2
□実質2話
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「取り敢えず土産」
銀時は袋をガサッと言わせて土方に差し出す
また奇怪な服か?とその袋を睨み付ける土方に、違うよ〜と銀時は苦笑いする
どうやら本当に心配をしてたみたいで、銀時になりに気を使おうとしているのだ
不信に思いながらも、袋を受け取り中身を見ると
土方が絶対に喜ぶ商品名が書かれていた
「あ…マヨどら…
それとこっちは……菓子パン?」
「菓子パンと言うか…調理パンになるのかな?」
パンに刻んだたくあんを混ぜ混んだマヨネーズが挟んであるという…
土方は思わずニヤけてしまい、袋を抱き締めた
ギュ〜〜ッと抱き締めて、はたと気付き我に返って名前を呼ぶ
「山崎」
「なんです?」
「万事屋に茶出してやれ」
はい!と元気良く返事をすると、直ぐに立ち上がり銀時を応接間に案内した
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