ノート2
□実質2話
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あれから数日……
結局、土方は女のままで元に戻る事なく日々を送っていた
屯所から離れ、車で20分…
人里離れた真選組の隠れ家に身を潜めていた
この姿を知っている人物
真選組では近藤、沖田、山崎…あとは松平のみ
それ以外では、銀時一人のみとなる
さて、今日も良い天気で
土方は一人、黒い着流しで縁側に佇んでいた
原因が解らぬまま、2週間……
慣れぬ身体のまま、2週間……
出るのは溜め息と煙草の煙のみ………
隠れ家と言う位なので、そう広くは無い
4畳の部屋…寝室、6畳の部屋…応接間、そして物置部屋
一応生活する上で不自由の無いように、風呂・台所・トイレなどはある
土方に必要な煙草・マヨネーズは山崎が毎日在庫確認と補充をする
大体の身の回りの世話は山崎一人……
土方にとって、それは心から有り難いと思う事で、救いだ
沖田や銀時だったらと思うとゾッとする…
近藤もたまに来てくれる
土方を気遣ってくれ、たまに土産と言っては寿司折りを持ってきたりしてくれる
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