ノート2

□無邪気な君が愛しい(前編)
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「坂田氏ィ〜」


妖刀に取り込まれたトシ…通称トッシーはやたらと俺に助けを求めてくる

以前の凛々しく強いトシの姿はどこにもなかった…

日頃このトッシーは、だっさい服(てか男物のシャツをわざわざ購入)着てパソコンに向かっているのだが
何故か出掛ける時だけは何処で手に入れたの?と思うゴスロリに身を包んでいる

しかも…こっわいメイク(黒系のアイシャドウ・口紅・マニキュア…そして攻撃的なアクセサリーなど…)して……



しかし、一番困ってしまうのは……





今の彼女は腐女子と言う事だ…

男性キャラを見れば頬を染めて一人ブツブツと喋る

俺の家に転がってるジャンプを開いては、またブツブツ……

はっきり言って気持ち悪い事この上ない…

「ねぇ…坂田氏ってば!」

しゃべり方も違うし…

銀さん泣きそう……

「ああ?何?」

「坂田氏が好きなシチュエーションってどんなの?」


………は?

今なんつった??

「坂田氏の萌えポイントでござるよぅ〜」

わざと鼻声を作り、上目使いに声をかけてくる

俺の肩に手を回して、膝の上に乗り、胸をムギュっと顔に押しつけて来る


ああ……デカいなホント根畜生……
「………ひぁっ」

ブカブカのシャツの隙間から手を滑らして、腰に直にふれると身体がビクンと反応した

あ、この辺はトシなんだね…

「あう…こそばい……よぅ」

「え?これが良いんでしょ?」

腰から脇腹あたりをすすすっとなぞっていけば、肩に置かれた手に力が入る

「ひやん…坂田氏ィ〜」

顔を近付けてきて口付けを迫られる

「何?チューしたいの?」

「んぅ〜…チューしてぇ…」

……しまった
これはこれで可愛いと思ってしまった……

思わず下半身が反応する

「んじゃその前にご奉仕して」


俺の下腹部に手を滑らして、半起ちの一物をそっと握り込む
逆手に人差し指と中指で挟み込み、それを上下に擦ってくる

「やぁ…坂田氏…チュ〜ぅ」

顔を真っ赤にしながらも口を尖んがらして、求めてくるトッシー
紅潮が耳まで染まっていて、そこに指を突っ込む

「はにゃ!…ふぁ…」

フルフルと頭を振り、足をジタバタとさせるが、そんなのおかまいなくグリグリと指を動かした

「何…嫌なの?好きなの?」

トッシーの耳元に口を近付けて囁くと、更にブルッと震えて、俺の一物を持つ手の力が抜ける


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