長編

□画面を挟んだ糸
4ページ/26ページ

第3話



「やあ、また会えたね。」

眠りに就いた私は貴方の目の前。

そう、ここは夢の中。


「会いたかった、不二君。」


「ボクだって。待ってたんだ、君のこと。」


なんて幸せな夢。

このまま目覚めなければいいのに。



「夢なら、言いたいこと、何でも言えるのかしら。」


「夢・・・これは現実だよ。
確かにボクは目覚めていて、すぐそばでは仲間がテニスをしているんだから。」


08.03.22 20拍手達成

次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ