桂小太郎
□冷たさに負けない勇気を
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空気がピンと張り詰めた朝
隣には僅かに温もりの残る枕とシーツの皺
こんな寒い朝くらいは肌に触れて温もりを感じていたいのに
ベッドには貴方の残骸しかなくて
乱れたシーツを見てもただ辛いだけで
「…桂のばかぁ」
バイトに出掛けて残された恋人の胸の痛みも知らないで
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