BASARA夢

□乱世再び! 裂界武帝・豊臣秀吉降臨!
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川中島



互いにぶつかり合う武田軍と上杉軍の戦い。その中、傷が癒えた大将の信玄と謙信が刃を交えていた。

その戦場に現れた伊達軍。政宗は馬から降り、目の前に立つ幸村を見た。



「久しぶりだな、真田幸村。you doing Ok?」

「この時を待ちわびていた!独眼竜、伊達政宗!いざ尋常に、勝負!!」

「上等だ。最高の気合を入れてオレを楽しませてくれよ」



そういい二人はゆっくりと歩み寄り、途中から走って迫り寄っていく。



「Come!HA YA!!」

「燃えよ!我が魂!!」


お互いの刃が交わる。そして一度双方とも後方へと飛び、またもや突っ込んだ。

蒼紅の光が放たれる。その様子を後ろで伊達軍は伺っていた。



「筆頭、初めから六爪を…!」

「真田の兄さんも一段と腕を上げてやがる!」



良直、佐馬助が戦いの様子を見ながら口にし、他の家臣達もただ見ていた。

紫苑もその光景をじっと見詰め、小十郎は川中島での戦いを横目で見、後ろへと向き伊達の軍勢に叫んだ。



「いいかテメェら!政宗様の勝ちが出撃の合図だ!!」

『YEAH!!』



伊達軍は歓声を上げ、同時に政宗と幸村の刃が交差する音が響く。



「この川中島は、親方様と謙信公がいよいよ持って思念を決する場!貴殿に邪魔はさせぬ!」

「悪いが突破させてもらうぜ!天下を取るのは奥州の独眼竜だ!Have a party!!」


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