二校の彼女


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二校の彼女 No.1
「その、さやかさんってどんな人なん?」

気になってしょうがなかった

「なんかー、めちゃくちゃ可愛いんだけどいっつも1人でいて。とにかく人を寄せ付けなくて笑」

「ねぇ、さん付けってことは、、」
「2年だよ!!」

年上か。。

「夢莉これはもうアタックするしかだな!!」
「いつかは私たちみたいに〜!ねっ!なぁちゃん!」

さやかさんと2人みたいに、、。
いやいや、気が早い

作戦タイムが始まった


「あぁ!!」

店中の人みんなが何事かと振り向くくらい大きい声でゆいりちゃんが声を上げた。

「私さやかさんのLINE持ってる!!」
「えっ、なんで」
「いつだったかなー、とにかくなんかの時貰った(・∀・)」

理由はわからないまま、とりあえずLINEを貰ってその日は家に帰った。

山本彩。彩って書いてさやかって読むんだ。
ギター好きなんだな。トプ画を見て思う。
プロフィールを眺めるだけでそこから進めない。
それはそうだ。面識もない人からメッセージが来ても迷惑に決まってる。
明日もゆいりちゃん迎えに行くし、その時だな

その日はなかなか寝付けなかった

二校の彼女 No.2
「夢莉!『さやかさん』いるか?」
「いや、いない」

二高に着いたものの、彩さんは見当たらなかった

ゆいりちゃんも校舎から出てきて諦めて学校を出ようとしている時だった

「ゆいりちゃん?」

後ろからの声に思わずドキッとした。
彩さんだった

「ハンカチ落としてたよ」
「あー!ありがとうございます!!」

小さい体に大きいギター。可愛い、好きだ。
無意識のうちに見入ってしまっていた。

「あのー、なにか?」
「い、いえ、何も」

動揺を隠しきれなかった

「彩さん!この後空いてますか!?」

ゆいりちゃんがこっちをニヤリと見て大胆な事を言った。
まじかよ、、、

「空いてるけど、、」

こんなにも早く心臓が動いたことがあっただろうか。

「よっしゃ!4人でダブルデートしましょ!」

2人は手を繋いでさっさと行ってしまった

「夢莉早く来いよ!」

急な展開すぎて頭が追いつかなかった。
でも、ここでいくしか、、

「行き、ますか····」
「うん」

No.3
安定の語彙力のなさ

No.4
読みにくい



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