贅沢な日々

□喧嘩。
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すごく、、寂しい。。。




彩ちゃんと夢莉ちゃんは喧嘩中。。

理由は彩ちゃんの嫉妬。

今回の理由は私は彩ちゃんに利があると思ってる。




自分が仕事してる時に年下の女の子と遊んでお揃いの洋服買って美味しい物食べてたら嫉妬したくもなる。。







ガチャ

夢莉ちゃんが帰ってきた。



「「、、、」」


いつもなら玄関までダッシュで行くのに。



ただいまもおかえりもない。







「夢莉ちゃんご飯食べる?」


「あー、ごめん。食べてきた。」


「そっか、了解。」


3人で食べる方が危険か、と思ったら


「なんやねん、せっかくらんが作ってくれてんのに。連絡の1つくらいしろや。」


「はっ?なんで彩ちゃんにそんなこと言われないといけないわけ?」


「あぁあ!!大丈夫やから!!ね!!」



あー、火花がちってる。。



結局彩ちゃんとふたりでご飯は食べた。




「ごめんな?らん。」


「大丈夫!彩ちゃん、大丈夫?」


「ほんまにさ、なんなんあの人。」


「どんな気持ちで遊んでんのやろな。笑」


「ほんまやで。なんやねん「かわいい。」って」



これはインスタのリプに対してのことだろう。。



「今日一緒に寝られへんやろ?」


「あー、そうや。らんのとこ寝ていい?」


「ええよ。毛布くらい取りに行けるやろ。」


「え、嫌や。あの部屋入りたくない。」


「それも嫌なん!?あ、さえのがあるわ」


「はっ!?さ、さえ!?」


「あっ、いやっ、その〜」


「ふーん、いい感じなんやな」




そんなにニヤニヤして言われましても。。。照





結局その日は夢莉ちゃんと顔を合わすこともなく眠りについた。













次の日起きた時には夢莉ちゃんは家を出ていた。



ピコン



”昨日はごめんな、仕事早いから行ってきます。”



別に謝らんでいいのにって思いながらも隣で眠る彩ちゃんを見たら複雑、、、




「彩ちゃん、起きてー」


「んんっ、ゆうりっ、、」



寝言か。。ほんとに好きなんやろうな夢莉ちゃんのこと。




朝ごはんを食べる時も彩ちゃんの表情は暗い。


車で送ってる時もぼーっとしてる。



「ありがとう、行ってきます。」


「行ってらっしゃい!仕事は仕事!」


「そやな、頑張ってくるわ!」




仕事まで引きずられるとまた怪我しそうやから念押しはしておいた。







家に戻って部屋の掃除をする。

寝室に入った時私は安心した。


夢莉ちゃんは彩ちゃんの写真を見ながら寝たんだろう、カメラと今までのアルバムが枕元に置いてあった。



でも、どっちも頑固やからいつ仲直りすることやら。。


こうなったら頼みの綱



プルプル


「もしもしー今大丈夫?」


『大丈夫やでー2人なんかあったん?』


「するど!!」


『らんが電話してくる理由ってそれしか思いつかんわ!』


「さすが吉田先生です。」



この人ならなにかしらアドバイスをくれる、、はず。


『なるほどな〜』


状況は一通り説明した。


『らんがどうにかするしかないな、うん。』


「えっ、それがわからんのやって。。」


『じゃ頑張るんやで!さえちゃんとご飯食べいくから切るわ!』


「さえちゃん!?」


『あっ、いろいろ聞いとくわ〜笑 じゃあね!』



プープー





ほんとに、どうしましょ。
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