天門
□No.3
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「ほんとに女なん??」
「ええ。」
「ちょっとこっち来て!」
「·····」
無言の彼。いや、彼女。
「綺麗な顔」
「サヤカ様。まじまじ見るのはお辞め下さい。」
あれ?顔赤い。照れてるんかな?
可愛い。。
「照れてんのー?」
「いえっ、、」
「同性なんやったら一緒に寝ても問題ないやろ。
私の布団で寝よ?」
軽く言ったその言葉はユウリの心にはとても重かった。
「いえ!私はサヤカ様をお守りする立場ですので!」
「もう!!」
また急に大きな声を出す。
「体痛くなって私の事守られへんかったらどうするん!?」
それはそうだ、、
「あぁもう!わかりましたから!」
「えへへ」
素直に笑うサヤカ様は誰よりも可愛かった。