二校の彼女

□No.3
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「おせーよ」
「いやいや!お前らが早く行ったんだろ!」
「まぁまぁ、そう向きになんなって」
「なってねーし、、」

「フフッ」

笑ってる。3人とも彩さんを見てしまった

「いや、仲良いんやなって」

横顔綺麗だな。。いやいや変態か!


「彩さんもまた来ましょーね!私、いろいろ聞きたいことあるし!!」

ゆいりちゃんは1つ1つの言動が大胆すぎる

「なぁちゃん何にする?」
「ゆぅちゃんが食べたいの」

またイチャイチャしてやがる。。

「なんにしますか、、?」
「んー、そんなお腹空いてへんしなー」

口を尖らせて考える姿にも心を打たれる

「夢莉ちゃんお腹すいてんの?」
「いや、そんなには」

突然の名前呼び。

「じゃあ半分っこしようや」
「は、はい」
「決まり!」

結局3分の2は私が食べた

「じゃ、帰るか!」
「お先失礼しまーす!彩さん!また学校で!」
「あ、うん!」

やられた。

家が同じ方向という事を知り送ることにした。

好きって事気づいてんのかなー。さすがにな。
またいろいろ考えていた

「彩さん、荷物持ちますよ?」
「いいん?ありがとう」

控えめに正カバンだけを渡してきた

家に着くまで何も話さなかった。話せなかった。

「うちここやから、今日はありがとう」
「いえ、こちらこそ」

なかなかの豪邸だった。

ボッーとしながら家に帰った
いつも通りのルーティーンで、寝付こうとしたときだった。

ピコンッ

彩さんだった


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