贅沢な日々
□甘えた。
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夢莉ちゃんは寝室へ。
「彩ちゃんお昼寝しよっか」
「お腹痛い。」
「ほら、おいで」
夢莉ちゃんの足の間に座り、後ろから包まれる彩ちゃん。
「毛布かけよ」
お腹をさすってあげる。
「うぅ、ゆうりぃ、、」
彩ちゃんは夢莉ちゃんの首元に顔を埋めた。
「よしよし、大丈夫だよ〜」
「でーとしたかったなっ」
「今度はどこに行こっか」
「夢莉と一緒ならどこでもいい」
「私も彩ちゃんと一緒ならどこでもいいかな〜」
「眠たくなってきた」
「彩ちゃん横になろ?」
「嫌や、抱っこがいいもん」
甘えたな彩ちゃん。
夢莉ちゃんと向かい合うように体の向きを変えて足を腰に回し、もう一度首元に顔を埋めた。
「かわいいな〜彩ちゃん」
「ばかにしてるやろ」
「してないよ笑 ほんとにかわいいんだもん」
すぐに寝息が聞こえてきた。
首元が擽ったいけど、赤ちゃんをあやす様に背中をとんとん叩きながら寝かせた。